- 2014.07.06
鉄骨ラーメン工法
鉄骨ラーメン構造に使われる 鋼材は軟鋼の一種で、重さが同じ 鉄筋コンクリートに比べると 5倍の強さがあります。 従って、柱と柱の間を長くして、 梁を長く取れるのです。 この梁と柱は、高張力ボルトで緊結されるか、 もしくは現場で溶接されて、 門形のラーメン構造を形成します。 ラーメン構造は、壁式よりも粘り強く、 地震にも振動して耐えますが、 現場での接合状態が、良好に行われないと、 ラーメンが形成さ […]
鉄骨ラーメン構造に使われる 鋼材は軟鋼の一種で、重さが同じ 鉄筋コンクリートに比べると 5倍の強さがあります。 従って、柱と柱の間を長くして、 梁を長く取れるのです。 この梁と柱は、高張力ボルトで緊結されるか、 もしくは現場で溶接されて、 門形のラーメン構造を形成します。 ラーメン構造は、壁式よりも粘り強く、 地震にも振動して耐えますが、 現場での接合状態が、良好に行われないと、 ラーメンが形成さ […]
軽量鉄骨というのは、 厚さ6mm以下の薄板を用いて、 曲がりにくい形をした断面の 鋼材として、柱や梁に使う工法です。 薄板なので、冷間加工して部材を 工場で生産します。 不燃材料で材料の精度を上げられ、 工場生産に適しているなどの特徴があります。 薄板部材の長所は、 断面積に比して曲げに強いことですが、 局部座屈や捩れに弱いのが短所です。 現場での溶接は行わず、 ボルト接合で部材を留めます。 壁軸 […]
これは、丸太や角材を横に 重ねて積み上げ、壁を構成する工法です。 いわゆるログハウスというもので、 井桁に組んで部屋を作ります。 かどの組み方は、鞍方欠きから、 渡り顎型欠き、鎌欠き、蟻欠き、相欠き、片蟻欠きなど 各種あって井桁の出っ張りを無くすことも出来ますが、 日本では、より高い耐力を示す、 出っ張りのあるプロジェクトという方法 が義務付けられています。 校木の間に生じるすべりや、 地震や風力 […]
ツーバイフォー工法は、 ディメンション・ランバーと呼ばれる 規格化された骨組みと構造用合板により、 釘止めした壁パネルを作り、 その壁パネルを積み上げていくことで 建築していく工法です。 壁パネルの枠組み間隔は 455mmとして筋交いは入れません。 このため耐力壁の長さが 長くなり、開口部が少なくなる 傾向があります。在来工法よりも、 開放感が少なくなります。 基礎の上に土台を敷き、 2×12のよ […]
木造で最もポピュラーな工法が、 在来工法と呼ばれるものです。 これは、柱を建てて梁を飛ばし、 筋交いを嵌めた耐力壁としての軸組みを 床面積の広さに応じて、 バランスよく配置していく工法です。 木造の工法の中では、 比較的、開口部を広く取れ、 建物の設計は原則的に矩形で、 バリエーションがあったとしても、 L字型やT字型ていどなので、 部屋も矩形に配置しやすく、 落ち着いた日本古来の住宅が、 設計さ […]
このようなことを踏まえながら、 一軒家というのは、どのように、 建てたらよいかということを、 以下の項目にて述べていきます。 あくまでも、読者様が、 建築設計に対して素人さんである という設定の上で、 話を進めさせていただきます。 敷地が用意できていると仮定しますと、 そこに建てられる建築物は、 普通に言って3種類です。 即ち、木造か、鉄骨造りか、 鉄筋コンクリート造りです。 どれが一番適している […]
しかし、同時に芸術的側面も、 確かに持ち合わせています。 特に、住居ではなく 大型公共施設ともなると、 街の景観を彩る外見も 必要条件になってきます。 しかし、普通の一軒家を考えるとき、 あまり外観は重要視できません。 外観を美しくしようとすると、 どうしても生活することに対する 住居内の機能面に支障を来たしてきます。 家の形を芸術的に独創しようとすると、 部屋の形が矩形にならなくなり、 デッドス […]
再掲、ル・コルビジェ曰く 「建築は、住む機械だ」 機械というものは、いろんな部品が 設計どおりの形を保持して、 組み合わさって動いている人工物です。 住宅が、「機械」だと言われると、 拒否反応を示す人もいると思います。 機械は全ての部品が機能的に 出来ています。 住宅は、そんなに全てが 機能的に出来ているでしょうか? 実は、設計図面には、 可能な限りの全てが 掲載されているのです。 それが設計図書 […]
みなさん「一軒家」と聞いて、 何を思い浮かべるでしょうか。 「マイホーム」「設計」「木造」などなど、 ひとそれぞれ、いろいろ考えるでしょう。 しかし、いずれにしても変わらないのは、 一生に一度、多くても二、三度の 大変高価な買い物であるということです。 結婚して世帯を持つと、 その一生の買い物としての 建物の中で、家族の人生が、 形成されていきます。 住めば都ともいい、少しぐらいの不便さも 家族で […]
公共施設は、客寄せのためにも、 外見の美術的側面からも、珍妙であっても 面白いと思えるのですが、 こと住宅となっては、話が異なってきます。 住宅は、美術ではありません。 たしかに、美術的側面も持っているには 持っていますが、鑑賞するオブジェではなく、 住むための環境です。 毎日生活する場なので、華々しい美しさは 要りません。もっと地味で穏やかな、 こころの落ち着く出来にしなければなりません。 壁紙 […]