子供部屋は、子供が成長して
成人になるまで、使用される個室です。
ですから、18歳くらいの子供が
使用しても、無理のない間取りが
求められます。
子供が、母親の世話を離れて、
ひとり居室を持つようになるのが、
小学校の下学年とすると、
小学生から高校生くらいまで、
使用しなければなりません。
ですので、広さ的に言えば、
4.5畳~6畳程度で
充分ではないでしょうか。
間取り的には、
子供はその部屋に寝起きし、
かつ、勉強する部屋なので、
プライバシーの保たれる静かな部屋
であったほうが好ましいです。
したがって、居間やダイニングとは、
別の場所に儲け、隣の部屋との間に
収納を設けるといいでしょう。
もちろん、重要な居室のひとつであるので、
南向きの部屋にしなければなりません。
また、子供が2人以上いる家は、
2人の年齢が離れていれば別ですが、
基本的には、同じ広さにして、
平等に部屋を設けるのが原則です。
部屋の大きさが、兄弟によって
異なっていたら、下手をすると、
子供の成長過程に、
こころの傷を持ってしまいかねません。
充分、注意しましょう。
なお、ゾーニング的には、
子供の寝室も兼ねているので、
リビング居間ゾーンと寝室子供部屋ゾーンに分けて
エスキスを練ると、上手くいくかもしれません。