書斎は、一般家庭の住宅の場合、
旦那さんの居室として
使われることが多いです。
本棚を必要数入れられて、
パソコンとデスク一式を入れて、
少し余裕の持てる広さが必要です。
ただ、最近の住宅の傾向として、
書斎はパソコン部屋と
化していることが多いです。
これは、書斎に多くのスペースを割けない
広さの制限の中での家主のヒロイズムの
表出と考えられなくもなりませんが、
実際、多くの書棚が必要な旦那さんも、
少ないのかもしれません。
そういうことを踏まえて言えば、
省スペースのために削られた限度の広さは、
3畳程度ですが、まともに本棚とデスクを
置いたとすれば、8~10畳くらいあっても、
問題はないでしょう。
部屋は、必ずしも南面させる必要も無いですが、
できれば、旦那さんにも、暖かい日差しを
受けていただきたいので、できるだけ
南面させられるように計画しましょう。
相互位置としては、旦那さんの
プライベート・ルームとしての意味で、
寝室や子供部屋のある静かな空間に
設けるといいでしょう。
旦那さんも、一日仕事から帰って来て、
ひとりに成りたいときもあるのです。
階段の項でも少し述べますが、
寝室、子供部屋、書斎は、
プライベートな区画としてゾーニングし、
全て2階に持っていくとコンパクトに
間取りが出来るかもしれません。
平屋にするだけの広い土地があれば、
話は別ですが、そういう方法もあると、
御参考になさって下さい。