このように、部屋決めをするにしても、
様々な因子が絡んできて、
そう一筋縄にはいかないものだと
判っていただけたと思います。
したがって、難しい構造計算や、動線計画は、
建築事務所に任せておいて、
簡単なエスキスだけを、一般人のわれわれは、
考えるべきかもしれません。
エスキスとは、
設計図の原案のことを言います。
エスキスも細部を詰めれば
設計図に近くなって難しくなるので、
部屋の相互位置や部屋の最低限の広さ、
あるいは、建物の外構の形など、
自分の出来る範囲で、いろいろ考えてみると、
面白いかもしれません。
そのときに、各部屋の特色ですとか、
どのような種類の部屋が必要ですとか、
ということが、なかなか判らないかもしれません。
そこで、以下の項では、
各部屋部屋に付いて、ごく簡単に、
広さや特色などを、述べていきますので、
自分で家を新築なさる場合には、
ご参考になってください。
これは、あくまで一般的な基本なので、
かならずこの記事に従わなくてはならない
というものではありません。
この記事をもとに、いろいろ考えを
深めていっていただけたら良いと思います。
あくまで、家族の住む家なので、
家族で相談しあって、家族が住みやすい
住宅にせねばなりません。
それは、その家族特有の独自な
住宅になるかもしれせん。