このように、代表的な工法を
以下で見てきました。
どの工法にされるかは、
予算との兼ね合いもありますが、
施主さん次第ということになりましょう。
では、立地条件について
考えましょう。敷地のある場所は、
閑静な住宅街でしょうか、
それとも、商店街の一角でしょうか。
車の出し入れや、道路からの
人や自転車のの出入りは、
しっかり考えなければいけません。
また、建ぺい率を考えると、
商店街などですと
庭は少なくても済むわけですが、
ある程度の広さを持った、
庭が必要となります。
自動車や自転車のスペースを取り、
隣接道路から入りやすい玄関を
設けなければなりません。
日当たりを考えると、
南側に庭を持ってくるのが
定石ですが、北側隣地制限のある
地域では、それも考慮しなければなりません。
隣地との境界線との間は、
建築基準法では、
普通の高さでは関係ありませんが、
庇の出っぱりを考えると、
そのぶんゆとりを持って
壁を引っ込めておかねばなりません。
そのような検討をしたときに、
敷地の上に、建築可能面積が、
規定されてくるのです。