快適に暮らすなら床暖房がオススメ
これから家を買う方におすすめなのが床暖房の家です。一般的に住宅には暖房機器が必要になるかと思いますが、その中でも注目されているのが床暖房です。
床暖房を動かすエネルギーは石油、ガス、電気と様々ですが、共通していることは輻射熱でぽかぽかと床を暖める暖房というところです。
温風で暖めるファンヒーターやエアコンとは違い、床自体が暖まりますので、埃などが舞い上がりません。室内環境をクリーンに保つことができます。
また、足元から暖まりますので、エアコンなどの室内の上から温風がでる機器に比べ、室内の体感温度が高くなります。特に冷え性の女性には喜ばれています。
床暖房はフローリングの下に施工する暖房機器ですので、建築工事の際に施工することになります。後にリフォーム工事でも施工可能な場合もありますが、一度フローリングを剥がす大工事になりますので、できるだけ新築当初の段階で採用されたほうが良いかと思います。
また、不凍液を循環させる床暖房の場合は、メンテナンスとして2~3年程度に1回不凍液の入れ替え作業が必要になりますので、その際は販売店にご相談下さい。
以前は、床暖房というと贅沢な設備というイメージもありましたが、最近は家全部を床暖房にする方式だけでなく、廊下や脱衣所、トイレやキッチンだけ設置するといった使い方も増えてきました。設置する範囲は、最初の設備投資とランニングコストにも関係していきますので、どの部分に導入するか、販売店の方とご相談して頂ければと思います。